2015年1月10日

ポーカースノーウィーのAI改善 マルチウェイにおけるローボード

先日からお伝えしているポーカースノーウィーのAI改善について、
具体的なシチュエーションを引き続きご紹介します。

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マルチウェイにおけるローボード


マルチウェイ(3人以上がフロップ以降もプレイしている状態)では、
ポーカースノーウィにとって、適切なアドバイスをするのが難しいものでした。

マルチウェイはヘッズアップと比較して、より複雑で、しかしながら
相手から強く抵抗されるということは、それほど多くは起こらないものだからです。

ポーカースノーウィーは、現在こういったケースに対して
大きく進化しました。一つの例を紹介します。



上記の例は、自分はSBでQ8o、フロップは272と
一見だれにもヒットしていないようなボードです。

こういったとき、ポーカースノーウィーは、3人の相手に対して、
ブラフでベッティングリードを取るということは、−EVであることを学びました。

左:以前のAI  右:改善された新AI


たしかに対戦相手のハンドとボードは絡んではいないでしょうが、
ブラフをするにしても、もっといいハンドがあると判断しています。

たとえば主張できるハンドとしては、フラッシュドローといったハンドがありますが、
実際のハンドはただのバックドアフラッシュドローで、今回はブラフをすべきでないとアドバイスしています。
誰かにコールされた場合、Q8oは、非常に弱く、勝てるハンドに発展する可能性も小さいでしょう。

AI改善後のポーカースノーウィーでは、こういったケースで「チェック」とアドバイスをします。一般的に考えて最適なアクションではないでしょうか。

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原文(英語):http://www.pokersnowie.com/blog/2014/11/05/pokersnowie-ai-brain-update-part-ii

逆にポーカースノーウィーがこう言っているから、
裏を書いてベットをすれば、みんな降ろせるかも…なんて思ってしまいますが、
それでも相手に何かが入っていたら、大きな被害を受けてしまいます。
大事なチップはいいハンドのときに取っておくためにも、チェックがいいですね。


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 この翻訳はPokerSnowie.comから公認されています。

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