2015年6月30日

ポーカースノーウィー初心者がハマってしまう3つの勘違い

今回はスノーウィーを使いこなすための考え方についての話です。

特にポーカー歴が浅い人が、ポーカースノーウィーを使用するときにハマってしまう勘違いで、これを知らないと、スノーウィーを使っているのに逆に成績を落としてしまう可能性があるので、注意していただければと思います。
一見するとスノーウィーは万能で、盲目的に実際のプレイに使用できるツールだと思われがちなのですが、実はそうではなく、ゲーム理論に基づいた均衡解を示してくれているだけなのです。具体的な注意点を3点紹介します。

「スノーウィーは最高に利益的」とは限らない


スノーウィーは相手に付け込まれることのないようバランスがうまく取れたプレイをします。相手のレンジとこちらのハンドを基にEVを求め、最もそのEVが高いアクションを追及します。よって相手にリーク(弱点)があるかどうか、ある場合はどんなリークがあるかはスノーウィーには関係ありません。

しかしながら、ポーカーにおいては相手のリークを攻めることが重要になっています。例えば、マニアックと呼ばれるようなオーバーアグレッシブなプレイヤーには、ブラフキャッチを増やすことが利益的ですし、超ロックなプレイヤーが3betをしてきたら、スノーウィーの提案するプレイより、フォールドに寄っても良いのです。ですのでスノーウィーの提唱するやり方は、唯一無二の解というより相手からつけこまれないための戦略の一つだという様に捉えておいたほうが良いでしょう。

「スノーウィーを使えば自分のミスが完全になくせる」わけではない


スノーウィーのアドバイスでは、たとえばハンド分析をしてエラーと出た箇所には、なぜそれが間違いなのかという具体的なアドバイスはありません。

ですので、スノーウィーのアドバイスには、「◯◯という理由でここはレイズすべき、額は××ドル」といった具体的なものではありません。あくまでエラーを教えてくれるのみで、なぜ間違いなのかということについて自分で考える必要があるのです。チップスタックやポジション、相手のレンジ、ボードテクスチャなど、さまざまな要因が考えられますので、与えられた回答にどう自分で理由づけしていくかという作業が必要になってきます。

「スノーウィ通りにプレイすれば絶対に稼げる」わけでもない

スノーウィーを使うとき、ポーカー歴の浅いプレイヤーの場合、その分析を100%正しい答えだと信用して、それを丸呑みにしてプレイしてしまうことがあります。ポーカーは数学的要素も大いに含んでいるのですが、対人ゲームである以上、それ以外の要素も含んでいるのです。

例えば、相手はどれくらいのレベルで相手自身のハンドや、対戦相手のこと考えているのでしょうか。もしかすると、自分のハンドしか見えていないプレイヤーかもしれません。また、こちらのレンジを想定するほどのプレイヤーだとしても、相手は自分のことをタイトだと思っているのか、ルースだと思っているのか、そのことも意思決定をする上では重要な事項になってきます。しかし、スノーウィーはそこまで考えてプレイはしません。その点はやはりコンピューターと人間との違いといったところでしょうか。

スノーウィーを使用する際は以上のことを踏まえ、その本質を理解して、うまく利用することでよりバランスの取れたプレイを目指すことができるようになるでしょう。


スノーウィーに依存しない、利用するだけ。勉強熱心なあなた向きですね。
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